オーガニック虫除けスプレーの効果と作り方について

おすすめオーガニック虫除けスプレーはどれ?

蚊は暖かくなると、どこからともなく現れます。

痒みだけなら我慢すればすむのですが、感染症などの事を考えると無法備でいるわけにはいきません。蚊から身を守るために、外出時の虫除けスプレーは必須です。

しかし、夏場はただでさえ紫外線などで肌にダメージを受けるのに、その上虫除けスプレーまでふきかけるのはどうなの?と、スキンケアの意識が高い方はジレンマにおちいってしまうんですよね・・

そこで注目を集めているのが、アロマなどの虫除け効果を利用したオーガニックな虫除けスプレーです。赤ちゃんにも使えるやさしい成分で、今注目の虫除けスプレーです。

ここでは、オーガニック虫よけスプレーの効果、手作りの方法、おすすめ商品について詳しく紹介しています。

なぜオーガニックな虫除けスプレー?ディートとは?

なぜ最近になってオーガニック虫よけスプレーの人気が高まっているのでしょうか?

虫除け、特に蚊を遠ざけるにはいくつかの方法がありますよね?

蚊取線香や、蚊帳、最近ではワンプッシュ蚊とりスプレーなどさまざまな商品がありますが、外出時に使う虫除けといえば、やっぱり虫除けスプレーが便利で人気が高いです。

この虫除けスプレーは大きく分けると、「ディート入りの虫除けスプレー」と、ハーブの虫除け効果を利用した「オーガニック虫よけスプレー」の2種類に分けることができます。

ディートとは?

ディートとは化学名をジエチルトルアミドといい、蚊やダニの忌避剤として使われる成分で高い虫除け効果を発揮します。このディートは第二次世界大戦の直後に、兵士を蚊を媒介とするマラリア感染などの危険から守るためにアメリカで開発されたものです。

ディートは蚊やダニの触覚を麻痺させる事によって吸血されるレベルを低く抑えることを目的とした成分です。殺虫効果を持たないために、人に対する有害性が低いと見られています。また、安価に製造できるため、配合しやすくとても優れた忌避剤です。

日本ではディートを原因とする薬事的な副作用による事故は確認されておらず、比較的安心して使える成分です。ただし、まれに副作用をおこすことがあると国民生活センターで呼びかけられている通り、完全に安心できる成分ではありません。

ディート入り虫除けスプレー・オーガニック虫除けスプレーどっちを選ぶべき?

では、虫除けスプレーはディート入りとオーガニックタイプのどちらを選ぶのがいいのでしょうか?

ディートタイプとオーガニックタイプ、虫除けの効果が高いのは、ディートが配合された商品です。そのため、絶対に蚊に刺されたくないという場面では、ディートが配合された商品を使用するのがいいでしょう。

ただし、オーガニックタイプの虫除けスプレーは、肌への優しさや香りの良さという利点があります。小さなお子さんや、肌の刺激に敏感な方は、通常の外出時にはオーガニックタイプのディート不使用の虫除けスプレーを使用するのもいいと思います。

小さなお子さんやスキンケアへの意識が高い方は、通常時はオーガニックなアロマタイプ。蚊を媒介とする感染症が流行った場合、またアウトドアなどのお出かけ時はディート入りの虫除けスプレーと使い分けをしている方も多いですね。

そこまで高いものではありませんので、虫除けスプレーに関してはできれば夏の間はどちらも持っておき、用途によって使い分けるのがおすすめです。

おすすめオーガニック虫除けスプレー5選

ではここからは、今人気のおすすめオーガニック虫除けスプレーを5つピックアップしたので、ひとつずつ紹介したいと思います。

&Herbs オーガニックハーブの虫除けスプレー

&Herbs

価格:1,300円(税込) 容量:100ml

ディートフリー・アルコールフリーの&Herbs オーガニックハーブの虫よけスプレー。

国産オーガニックハーブを使用しており、肌に優しくさっぱりとした柑橘系の香りのオーガニックアウトドアスプレーです。

オーガニックアウトドアスプレーは色々試しましたが、やはり国産で値段が手頃という点が高ポイント!さわやかな香りも気に入ったので我が家では&Herbsを使用しています。

ALOBABY(アロベビー) UV&アウトドアミスト

alobaby

価格:2,538円(税込) 容量:80ml

これ一本で日焼け止めとアウトドア対策ができる、アロベビー UV&アウトドアミスト

ディート不使用・合成紫外線吸収剤不使用と、肌へのやさしさにこだわった100%天然由来の処方。敏感肌の方や、新生児への使用も可能。優しいアロマの香り。

パーフェクトポーション アウトドアボディースプレー

perfect potion

価格:1,512円(税込) 容量:125ml

オーガニックスプレーといえば、パーフェクトポーション アウトドアボディースプレー

オーガニックスプレーの火付け役ともいえる、パーフェクトポーション。世界有数のオーガニック先進国オーストラリアのブランドです。香りが強く日本では好き嫌いが別れるかもしれませんが、自然や環境への意識がとても高く素敵なブランドです。

Erbaviva(エルバビーバ) バズスプレー

erbaviva

価格:2,592円(税込) 容量:120ml

オーガニックであるだけでなく、できる限り良質な原料を使用した、Erbaviva(エルバビーバ) バズスプレー。

1996年、カリフォルニアに住む1組の夫婦が自分たちの子どもたちのことを想いながら、「未来の子どもたちのために」ピュアでナチュラル、オーガニックなスキンケア製品をお届けするために開発された素敵なブランドです。香りは少しキツめ。

ミーウェイ 虫除けスプレー

meeway

価格:1,370円(税込) 容量:100ml

自然派化粧品に精通した東京大学の竹中農学博士が開発した、ミーウェイ 虫除けスプレー

アロマに加えて、天然もずくを原料としたフコイダンや、保湿成分としてエミューオイルを使用した肌に優しい虫除けスプレーです。

オーガニック虫除けスプレーの効果について

オーガニック虫除けスプレーには、もちろん虫除けの効果があります。虫除け効果を得ながら、肌に優しく良い香りをまとえるのがオーガニック虫除けスプレーの特徴です。

ただし、使いなれたディートを含む虫除けスプレーに比べると、虫除け効果は劣ります。そのため、デング熱やジカ熱など蚊を媒介とする感染症が流行った場合はディートを含む虫除けスプレーで身の安全を守ることも大切です。

日本ではこれまで虫除けに使うディートの配合量は医薬品が12%、防除用医薬部外品では10%以下と決められていました。しかし、デング熱などの危険を回避するために厚生労働省は2016年6月15日付でディートの配合量を30%まで引き上げました。

夏場に蚊を媒介とする感染症が流行った場合には、ディートの配合量が高濃度なものを選んで使用することも身の安全につながります。

オーガニック虫除けスプレーの使用方法について

オーガニック虫除けスプレーの使用方法は、通常の虫除けスプレーと変わりません。しかし、匂いで蚊を遠ざけるという特性から、身の回りの物や、網戸などにふきかけて使うのも効果的です。

オーガニック虫除けスプレーは赤ちゃんに使える?

ディートの配合された虫除けスプレーは、子供への使用の目安が定められており生後6ヶ月未満の赤ちゃんへの使用はできません。

また、6ヶ月以上2歳未満のお子さんは1日1回。2歳以上12歳未満のお子さんは1日1~3回と使用の目安が決まっています。そのため、小さなお子さんには他の虫除け対策が必要なんですね。

そこで便利なのが、アロマタイプのオーガニック虫除けです。アロマを利用した虫除けは、その匂いで虫を寄せつけないため、直接肌に塗布する必要はありません。小さなお子さんや赤ちゃんでも、外出時にベビーカーや、衣服の肌に触れない部分にかけておくという使い方ができるのでとても便利です。

子供は体温も高く新陳代謝も活発です。その分どうしても蚊に狙われやすいので、外出時は何らかの虫除け対策をしておきたいところです。

オーガニック虫除けスプレーを手作りしよう!

既製品は安全性や効果も高く優れていますが、実はオーガニック虫除けスプレーはドラッグストアで手に入れられる材料で簡単に作ることができます。

興味のある方は一度チャレンジしてみましょう。

手作りスプレーハッカ油タイプ

ハッカ油を利用したオーガニック虫除けスプレーは、とても手軽に作ることができます。

ハッカ油虫除けスプレーのレシピ

  • ハッカ油 10滴
  • 消毒用エタノール or 無水エタノール 10ml
  • 精製水 or 水道水 40-50ml
  • スプレー容器

ハッカ油を水となじませるためにエタノールを使いますが、エタノールが苦手な方は乳化剤やキャリアオイルを利用する事もできます。

また、成分の変質を少しでも防ぐために、スプレーの容器については遮光性の高いもの(茶色の瓶など)を使うようにしましょう。

手作りスプレーアロマタイプ

ハッカ油タイプに比べると、数種類のアロマを手に入れる必要がありますが、材料を入手してしまえばアロマタイプの虫除けスプレーも簡単に手作りすることができます。

アロマタイプ虫除けスプレーのレシピ

  • アロマ(精油) 好みの物を計10滴
  • 消毒用エタノール or 無水エタノール 10ml
  • 精製水 or 水道水 40-50ml
  • スプレー容器

アロマ(精油)は濃度が濃いと肌に刺激を感じることもありますので、分量には注意しましょう。

虫の嫌がるアロマはどれ?

植物は虫から身を守るために、虫除け効果のある香りを発するものがあります。虫の嫌がる成分としては、シトロネロール・シトロネラール・ゲラニオールが良く知られています。

ですので、この昆虫忌避作用がある成分を多く含むアロマを選ぶと虫除けの効果を得ることが出来るんですね。

シトロネロール・シトロネラール・ゲラニオールを多く含むハーブには以下のものがあります。

レモンユーカリ

レモンユーカリはほんのりとレモンの香りがすることからこの名前がつきました。もちろんユーカリですのでレモンとは直接の関係はなく「ユーカリシトリオドラ」とも呼ばれます。

シトロネロール・シトロネラール・ゲラニオールを多く含むので、高い虫よけ効果の期待できるハーブです。

ゼラニウム

ゼラニウムはほのかなバラの香りのするハーブで、成分中にシトロネロール・ゲラニオールが含まれていますので、防虫効果が期待できます。

なおゼラニウムにはホルモンに影響を与える作用がありますので、妊娠中の使用には注意しましょう。

シトロネラ

シトロネラは柑橘系の爽やかな香りが特徴のイネ科の植物です。特に蚊が香りを嫌うため、蚊帳に編み込まれるなど古くから虫除けに使われてきたハーブです。

シトロネラにも、シトロネロール・シトロネラール・ゲラニオールが多く含まれるので、虫よけ効果の期待できるハーブです。

レモングラス

レモングラスはシトロネラと同じイネ科の植物で、レモンのような爽やかな香りを持つハーブです。

香り成分のほとんどが、レモンの香りの元となる成分シトラールですが、ゲラニオール・シトロネロールも含まれているため虫除け効果が期待できます。

この他にも防虫効果としては上記の物に劣りますが、ラベンダー・ペパーミント・ティーツリーなどにも虫除けの効果が期待できます。ラベンダーはルームスプレーとして使用すると、ゴキブリの侵入を防ぐ効果も期待できます。

手作りオーガニック虫除けスプレーの注意点

手作りのオーガニック虫よけスプレーを使う際はいくつかの注意点があります。

使用前に良く混ぜ合わせよう!

手作りのオーガニック虫よけスプレーは、既製品のように長時間安定して成分を混ざり合わせるのは難しいです。

そのため、使用前には良く振って成分を混ぜ合わせてからスプレーするのが大切です。

使用期限について

手作りのオーガニック虫よけスプレーには、保存料や防腐剤が含まれていないため、既製品のような保存性は期待できません。

そのため、手作りの虫除けスプレーは2週間くらいで使い切るようにしましょう。ハッカやアロマの香りが薄くなったり、香りが変化した場合は成分が変質しているので新たに作りなおすようにしてください。

肌に使う前にパッチテストをしよう!

アロマ(精油)は人によっては肌に合わないことがあります。そのため、肌にふきかける前に必ずパッチテストをしてから使用するようにしましょう。

パッチテストを行った箇所にピリピリとした違和感を感じたら、使用を中止しましょう・

オーガニック虫除けスプレーで夏を乗り切ろう!

ここまでオーガニック虫除けスプレーの紹介をしてきましたが、いかがでしたか?

最近は健康志向の高まりや、良質なオーガニック商品が発売されていることから虫除けスプレーもアロマタイプのものが注目され始めています。

蚊の飛行距離では他の大陸から日本まで飛んでくる事は不可能ですが、人の移動がスムーズになったグローバルな社会では、危険な病原体もやすやすと日本にも入りこんできます。

この病原体を蚊が媒介して感染を広げるということは十分に考えられますので、これからの時代は蚊対策の意識を普段から少し上げておくことが重要です。

蚊対策を万全に!効果的な蚊対策グッズを一挙に紹介!

既存の虫除けスプレーは肌の負担になるから使いたくないという方も、蚊の対策については意識的に取り組む必要があります。そこでおすすめなのがオーガニックな虫除けスプレーの使用です。

まだオーガニック虫除けスプレーを使った事がないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

お気に入りのオーガニック虫除けスプレーを見つけて、夏を乗り切りましょう!

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